2024年9~10月に実施したアイデア創発ワークショップで採択された3つのチームの活動を紹介します。
明るい里山プロジェクトは、陽の当たる明るい森林を取り戻したいという想いから結成されました。メンバーは、年齢も職業もバラバラですが、共通して明るい寺家の森で遊んだりした記憶があります。藪に覆われ、暗くなってしまった現状に危機感を持ち、森林の整備を中心に活動を実施しました。

どのように活動を進めていくか、まずは巡回や制度の調査を行いました。寺家には、横浜市の所有地と地主が所有する民有地があるため、横浜市の職員の方とも相談をしながら、それぞれ異なるアプローチで活動を行うことになりました。
横浜市の所有地は、愛護会を設立し活動を行うことに決定。申請がスムーズにいかないこともありましたが、4月から本格的に活動を始めます。
一方民有地は、地権者の方から許可を頂き活動を行うことに決定。無事許可を頂き、Instagramで募集したボランティアの方と枯れた竹の伐採を行いました。今年度も既に6回の活動を実施し、のべ45名が活動に参加しました。竹を切るのは想像していたより楽しく、夢中になっていて気づいたらお昼休憩の時間を過ぎていたこともあったとか。今後も、毎月第3日曜日と第4月曜日に活動を実施する予定です。

代表の金子さんは「里山に求められている経済性と公益性のうち、経済性はすでに失われつつあります。これからは公益性の観点から、明るい里山を作ることにより、動植物の生態系の保全と人々が安心と安全を確保し里山に入り楽しむ憩いの場所になるようにしたいと思っております。」と教えてくれました。
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●明るい里山プロジェクト公式Instagram
https://www.instagram.com/jike_akaruisatoyama