1/25 第4回ビジョンデザインワークショップレポート

 2026年1月25日(日)、寺家ふるさと村四季の家で、「もっと寺家が好きになるビジョンデザインワークショップ」の第4回を開催しました。最終回となる今回、25名の方たちが参加。この日は、エリアコンセプトブック(構成案)の説明と、意見交換を行いました。 

エリアコンセプトブックは、これからの地域のあり方を改めて考えるにあたり、地域の「根底となる考え・方向性(コンセプト)」を地元住民や関係者と共有し、今後の協働を進めるためのツールとなります。横浜市の上位計画・関連計画、サウンディング調査、これまでのワークショップであがった多様な意見も取り入れながら方向性を整理してきました。 

横浜市から示された案では、「変化する環境には柔軟に対応し、ふるさと村の本質的な魅力を次世代につなぐ」をコンセプトとして、里山と農ある暮らしの価値を次世代へ引き継ぐために、環境・社会・経済の面で持続可能な仕組みづくり(里山エコシステムの構築)に取り組むこと、寺家ふるさと村の歴史や文化を守りながら、これまで積み上げてきた地域の共有財産を横浜の価値として位置づけ、より一層の進化・刷新を図ることが、これからの方向性として示されました。 

 さらに、このコンセプトをもとに、これからの寺家ふるさと村を支える3つの柱、エリアマネジメントの考え方や四季の家の機能についても説明がありました。 

説明後の質疑応答と意見交換では、来年度以降の議論に関わる内容が多く出されました。以下はその主な内容です。 

・ 今後の検討にあたっては、「四季の家」を起点として議論を進め、その後エリア全体へ段階的に議論を広げていくことが望ましい。 
・ 四季の家の在り方については、施設ありきではなく、地元住民にとって必要な機能や役割を明確にした上で検討する必要がある。また単独施設としてではなく、里山・農地・山林を含めたエリア全体の維持管理や地域の将来像と一体的に検討する必要がある。 
・ 地元住民の中には、現在の農地、農業を巡る状況に対して負担感があり、地元にとっての具体的なメリットや経済的効果を示すことが重要である。 
・ 今後も継続的に議論を行うため、「寺家を考える会」などの継続的な検討組織をつくる必要がある。 

参加者からは、現状への課題意識だけでなく、寺家をより良い形で次の世代につなぎたいという思いも多く寄せられました。質疑や意見交換を通して、四季の家の役割や里山の維持、地権者との関わり、地元経済への貢献など、今後の検討に欠かせない視点が改めて共有されました。一方で、エリアマネジメントのあり方については、今後の課題として残されました。 

今回を含め、ワークショップ全体を通して得られた意見や考えは、エリアコンセプトブック素案に反映させつつ、今後の具体的な検討につなげていきます。 

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