寺家ふるさと村は、訪れるたびに新しい発見がある場所です。
前に来たときには咲いていなかった花が咲き、聞こえなかった鳥の声に気づく。そんな季節の変化を身近に感じることができます。
今回は、寺家ふるさと村の四季の魅力をご紹介します。ぜひ何度も訪れて、その移ろいを楽しんでみてください。
春
2月になると梅が咲き始め、少し遅れて河津桜も見頃を迎えます。まだ寒さは残るものの、里山には少しずつ春の気配が広がっていきます。
3月末になると桜の季節となり、水車小屋の横の畑では菜の花も咲き、春の彩りが感じられます。

暖かくなるにつれて、蝶や小さな生き物たちの姿も見られるようになり、自然のにぎわいが増していきます。


春に散策するなら、特におすすめなのが朝の時間帯です。小鳥たちのさえずりがあちこちから聞こえ、まるで歓迎されているかのように感じられます。人の少ない静かな時間には、花々と小鳥の声をゆっくりと楽しむことができます。

夏
新緑が深まり、6月には蛍の季節を迎えます。夜になると淡い光が飛び交い、その幻想的な風景を求めて多くの人が訪れます。

この時期は、蛍だけでなくさまざまな生き物が活発になり、虫取りを楽しむ子どもたちの姿も見られます。


里山では田植えの季節が始まり、田んぼに水が張られていきます。やがて田植えが行われると、鴨や鷺が集まり、水辺にはおたまじゃくしの姿も見られるようになります。夜にはカエルの鳴き声が響き渡り、にぎやかな夏の訪れを感じさせてくれます。

水車小屋の横の畑ではひまわりが咲き、青空や入道雲を背景に、森と稲が太陽に照らされる風景が広がります。

秋
10月になると稲は黄金色に色づき、里山では稲刈りの風景が広がります。

周囲の木々も赤や黄色に色づき、秋ならではの落ち着いた景色を楽しむことができます。

また、この季節はさまざまな生き物の姿も見られ、自然の豊かさを感じられます。


夏の終わりから秋にかけては味覚も魅力のひとつです。7月下旬から9月中旬にかけては浜なし、10月下旬から11月にかけては浜柿が旬を迎え、季節の恵みを味わうことができます。
さらに、芸術の秋を楽しみたい方には、寺家回廊がおすすめです。紅葉に包まれた里山の中で、ゆったりとアートを楽しむことができます。
冬
冬の寺家ふるさと村は、静けさに包まれた落ち着いた風景が広がります。水路や田んぼには氷が張り、霜柱を踏みしめながら歩く冬ならではの楽しみもあります。

雪が積もった日には、辺り一面が白く染まり、思わず息をのむような美しさに出会えます。雪の上にたぬきの足跡が残っていることもあり、自然の営みを身近に感じられます。

手袋やマフラーでしっかり防寒をして森を歩き、温かい飲み物でひと息つくのも冬の楽しみ方のひとつです。冬にしか見られない生き物を探してみるのもよいでしょう。

また、1月には地域の伝統行事であるどんど焼きも行われ、季節の風物詩を感じることができます。
(写真提供:稲垣真氏、菅波貴史氏)

